白露/月見酒
皆さま、こんにちは。
二十四節気にちなんだお菓子を企画、制作する「かめや女子和菓子部」チーム春です。
今回は9月8日頃、「白露(はくろ)」をテーマにしたお菓子をご紹介します。
ようやく秋めいて、空気が冷えて露となり、
白く見えてくることから「白露」といいます。
今年はちょうど、中秋の名月・十五夜の時期でもあります。
江戸時代、十五夜の月を酒を注いだ盃に映して
「月を飲む」という慣わしがありました。
盃を持つ手が揺れて水面が波打ち、
月が丸まんまるに映し出せない様子を
流しもので表現いたしました。

黒糖入りの羊羹は、夜の闇を。
波打つお酒は、佐々木酒造の「聚楽第」を加えた錦玉羹で、
揺らぐ月は栗であらわしました。
菓銘は「月見酒」です。
本店限定で、9月8日(日) ~9月14日(土)の期間販売いたします。
1個 370円(税別)です。
※こちらのお菓子は、アルコール分を含みます。
十五夜の風情ある文化と共に、お愉しみくださいませ。
次回は9月23日「秋分」の頃にお菓子をご紹介する予定です。
引き続きお付き合いくださいませ。
(かめや女子和菓子部 / チーム春: 會田・柴田・田井中・梁川)