皆さま、こんにちは。
二十四節気にちなんだお菓子を企画・制作する「かめや女子和菓子部」です。
8月23日頃「処暑」のお菓子をご紹介いたします。
処暑とは、暑さが峠を越え、後退していく時期を指します。
まだまだ暑いと感じる時期ですが、いつの間にか日も短くなり、季節はそろそろ秋へと向かう頃。
今回は、この時期に旬を迎えるぶどうをモチーフにしたお菓子を考えました。

二層になったぶどう味の錦玉羹の中に、密漬けしたぶどうの実をまるっと一粒入れました。
お口に含むと、瑞々しいぶどうの風味がふわっと広がります。
仕上げに、羊羹製の葉っぱを愛らしくのせてアクセントにしました。
菓銘は、水が滴るような新鮮な果実をイメージし、“ひと雫(ひとしずく)”と名付けました。

チーム内でぶどうをモチーフにすると決めてから様々な形で試作し、
ぶどうの事で頭がいっぱいになりながら…ようやく納得のいく形に仕上がりました。
試行錯誤を繰り返して完成したので、愛着もひとしおです。
皆様にも是非ご賞味いただき、一足早く秋の訪れを感じていただけますと幸いでございます。

本店限定で、8月23日(日)〜29日(土)の期間、販売いたします。
ぜひご覧くださいませ。
次回は、白露の頃に、かめや男子和菓子部がお菓子をご紹介いたします。
引き続きよろしくお願いいたします。
(かめや女子和菓子部 チーム冬 / 川添、張、山下、森本、田井中)