第33回かめや女子和菓子部

皆様こんにちは。
かめや女子和菓子部・春チームです。

今回は「大寒(だいかん)」のお菓子をご紹介致します。

小寒から立春までの三十日間は「寒の内」と呼ばれ、
その間にある大寒は一年の中でも最も寒い期間といわれています。

三寒四温と言われるように、寒い日が三日続くとその後の四日は暖かくなり、
寒い中にも少しだけ春の気配を感じられます。

今回、冬の寒い日に黄色の花を咲かす福寿草を和菓子に仕立てました。

古くから福を招く植物として知られる福寿草は、
新年には南天と一緒に寄せ植えにした正月飾りがよく飾られます。

南天が「難を転ずる」ということを表しており、
福寿草と合わさって「難を転じて福となす」という意味になるからだそうです。

菓銘は「冬晴れ」。

「幸せを招く」「永久の幸福」という花言葉を持つ福寿草。
少し先の春を思いながら、楽しんでいただければと思います。

こちらのお菓子は本店限定で、
1/20(水)〜26(火)まで販売致します。

次回は2月2日頃、かめや女子和菓子部が「立春」のお菓子をご紹介致します。
引き続き宜しくお願い致します。

(かめや女子和菓子部・冬チーム)