皆さまこんにちは。
かめや和菓子部「水」チームです。
今回は8月23日頃、「処暑」のお菓子をご紹介いたします。
「処暑」とは、厳しい夏の暑さの峠を越した頃です。
夏の激しい日差しが徐々に弱まり、少しずつ秋の涼しい風も感じられるようになってまいりました。

今回は、東北地方出身のチームメンバーが、一足先に秋を迎える故郷を想いながら、伝統銘菓である
「ゆべし」を作りました。

菓銘は「郷の秋(さとのあき)」。

ゆべしは1180年頃、源平時代から食されていたと言われており、地域によって味や見た目に違いのある面白い和菓子です。
この度のゆべし「郷の秋」は、この時期に旬を迎える香ばしい胡桃と、プチプチした食感をお楽しみいただけるいちじくを加えて蒸しあげました。お餅の甘みとほんのり香る醤油、味噌の風味が相まって、食欲をそそります。

故郷を思い出させるような、どこか懐かしい味のするゆべしをどうぞお召し上がりくださいませ。
こちらのお菓子は、下記の期間に販売いたします。
・本店:8月23日(火)〜29日(月)
・京都伊勢丹店(直営店):8月27日(土)
・髙島屋京都店:季節生菓子コーナー:8月24日(水)
次回は、9月8日(木)頃に「白露」のお菓子をご紹介予定です。
引き続き、よろしくお願いいいたします。
(かめや和菓子部 水チーム / 會田、山下、小中)