皆さま、こんにちは。かめや和菓子部「風」チームです。
今回は5月22日頃、「小満」のお菓子をご紹介いたします。
「小満」とは、陽気が良くなり、草木が成長する頃。
麦は実りの季節をむかえ、無事に実った作物の様子に農家の方々が
ほっとひと安心したことから 【小さな満足感を得る】 という意味で「小満」と名づけられたとも言われています。
麦が実るこの頃を「麦秋」「麦の秋」と呼びます。
夏の季語でもある「麦秋」は麦にとっての収穫の「秋」であることから名付けられました。

実りの季節を迎え、黄金色に輝く麦畑を、金ごまを練りこんだ上用で表しました。
菓銘は「麦の秋」
源俊頼の和歌
” 御園生に 麦の秋風 そよめきて 山ほとどぎす しのび鳴くなり “
をもとに、ほととぎすの焼印をあしらいました。

こちらのお菓子は下記の期間に販売いたします。
・本店:5月21日(日)〜5月27日(土)
・京都伊勢丹店(直営店):5月27日(土) のみ
・髙島屋京都店 季節生菓子コーナー:5月24日(水) のみ
次回は、6月6日(火)頃に、「芒種」のお菓子をご紹介させていただきます。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
(かめや和菓子部 風チーム / 今安、坂本、重矢、田谷 )