皆さま、こんにちは。
二十四節気にちなんだお菓子を企画・制作する「かめや女子和菓子部」です。
今回は8月7日頃「立秋」のお菓子をご紹介いたします。
ニ十四節気の13番目の暦、「立秋」。
夏が極まり、秋の気配が立ち始める頃をさします。
立秋を迎えた翌日からの暑さを「残暑」といい、
「暑中見舞い」から「残暑見舞い」を出すようになります。
まだまだ暑さが続きますが、
夕焼けの空や、草花のうつろいなどに少しずつ秋の訪れを感じます。
今回のお菓子のモチーフは、この時期に咲く「撫子」。
撫子は「秋の七草」の1種でもあります。
春の七草は、食して無病息災を祈りますが、
秋の七草はその美しさを鑑賞して楽しみます。
(秋の七草:萩、すすき、葛、撫子、女郎花、藤袴、桔梗)
夏と秋の色が入り混じる空に映える「撫子」をお菓子で表現いたしました。
夕暮れの空は錦玉羹、撫子はみじん羹であらわしています。



モチーフや色づかいは秋らしく、
素材は残暑でも食べやすいように工夫いたしました。
本店限定で、8月7日(金)〜13日(木)の期間、販売いたします。
ぜひご賞味くださいませ。
次回は、処暑の頃に、チーム冬が発表いたします。
引き続きよろしくお願いいたします。
(かめや女子和菓子部 チーム夏 / 田中、柴田、高岡、砂原)