皆さま、こんにちは。
二十四節気にちなんだお菓子を企画・制作する「かめや女子和菓子部」です。
今回は4月19日頃、「穀雨(こくう)」のお菓子をご紹介いたします。
穀雨とは、春の恵みの雨が降り出す頃。
雨で潤った田畑は種まきの好期を迎え、花の王様と称される牡丹の花が咲きだす頃です。
春先に大輪の花を咲かせるその姿は、昔から美人の代名詞としても愛されてきました。

今回は、その牡丹の大きな花びらを黄味しぐれで表現いたしました。
華やかなピンク色の黄身餡でこし餡を包み、優しい口当たりになるように仕上げています。
菓銘は「春牡丹(はるぼたん)」。
残念ながら今回は展示のみとなりますが、4月19日より本店にて展示させていただきます。
こちらのお菓子で少しでも、皆さまの心が明るくなっていただけたら幸いでございます。
次回は5月5日頃「立夏」の頃に、かめや男子和菓子部がお菓子をご紹介いたします。
引き続きよろしくお願いいたします。
(かめや女子和菓子部/川添、張、山下、田井中)