第35回かめや女子和菓子部

皆様こんにちは。
かめや女子和菓子部・冬チームです。

今回は2月18日頃「雨水」のお菓子をご紹介いたします。

雨水とは、空から降るものが雪から雨へと変わり、氷が溶けて水になる時期を指します。
草木が芽生える頃で、昔から農耕の準備を始める目安とされてきました。
実際にはまだ寒い時期ですが、三寒四温を繰り返しながら、少しづつ春に近づいていきます。

今回は、この時期に雛飾りを出すと良縁に恵まれると言われていることから、雛まつりにちなんだお菓子を作りました。

雪が解けて緑が見え始め、春の訪れを現した外郎にぼんぼりの焼き印を押しています。
表面には氷餅を少しまぶし、溶け残った雪がかすかにきらめく様を表現いたしました。
菓銘は「雪どけ」です。
季節が移り変わる時期ならではのお菓子になりました。

2月18日(木)~24日(水)の期間、本店にて販売いたします。
皆様にも春の訪れを感じていただけますと幸いでございます。

次回はかめや男子和菓子部が「啓蟄」のお菓子を紹介いたします。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

(かめや女子和菓子部・冬チーム/川添、田井中、山下、森本)