皆様こんにちは。
かめや和菓子部「水」チームです。
今回は9月23日頃、「秋分」のお菓子をご紹介いたします。
二十四節気の中でも特に馴染みのある節気、秋分。
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、厳しかった残暑にも目途がつき、また秋の味覚も旬を迎える頃です。
今回は、昔から続く日本ならではの伝統文化である秋のお彼岸をイメージしてお菓子を製作いたしました。

菓銘は「彼此(ひし)」。あちらとこちら、という意味です。
錦玉羹で彼岸(極楽浄土)を、芋羊羹で此岸(現実世界)を表しました。

芋羊羹にキャラメルを加え少しコクのあるお味にし、錦玉と二層にすることで、
違った味わい・食感も楽しんでいただけるようにいたしました。
錦玉羹にもほんのりと色をのせ、秋の深まりをしみじみと感じさせる様な夕焼け色に仕上げております。
こちらのお菓子は、9月23日(木)~10月7日(木)まで、
本店・JR京都伊勢丹店・髙島屋京都店 季節生菓子コーナーにて販売致します。
次回は、10月8日頃に「寒露」のお菓子をご紹介させて頂きます。
引き続き、よろしくお願いいたします。
(かめや和菓子部 / 水チーム 會田・山下・伴)