東本願寺さまで行われます「春の法要」にて使用される生菓子のご依頼を承りました。
どのようなものにするか、「東本願寺」にちなんだものが良いという話し合いの元、
いくつか候補を挙げていただき試作を進めて参りました。
以下は、採用にはなりませんでしたが試作品の一部です。


蓮の花をイメージしたもの、撞鐘(つきがね)瓦の紋など…


東本願寺さまにまつわる様々な物から
形にできそうな「畳のモチーフ」で進めていきました。
世界でも最大級床面積をもつ御影堂には972枚もの畳が敷かれています。
この畳縁(たたみべり)に用いられているのが「豆小紋」です。
こちらをモチーフにした生菓子が出来上がりました。

「まめこもん」と語呂もなんだか可愛くてお菓子に愛着が湧く菓銘になりました。
お召し上がりになられたお客様もこのブログを読んでる方の中にいらっしゃるでしょうか。
近頃,渉成園やお東さん広場でイベントが行われていたりと様々な取り組みをされています。
少しでもお力添えできましたこと、大変うれしく思います。
この度はご用命いただき誠にありがとうございました。