かめや和菓子部 / 冬至

皆さまこんにちは。

かめや和菓子部「火」チームです。
今回は12月22日頃、「冬至」のお菓子をご紹介いたします。

冬至とは、太陽が最も低い位置にあり、夏至とは反対に一年で最も昼が短く夜が長くなる日を指します。

暦のうえでは冬の半ばで、冬至を境に少しずつ日が長くなるとはいえ「冬至冬なか冬はじめ」という言葉もあるように、寒さは本番を迎えます。
気候はますます寒くなり、年末の慌ただしさもあり体調を崩しがちな頃です。

そのため、冬至にはゆず湯に入り体を温め、本格化する冬を前に無病息災を願います。

今回のお菓子は、冬至をあらわす代表的な食べ物である柚子を模してお作りいたしました。

上用の生地に柚子の皮をすりおろして混ぜ、柚子餡を包むことで、爽やかで清々しい香りと果肉の酸味や甘み、皮の苦味も満喫できます。
また、表面に楊枝で窪みをつけ柚子の皮を再現した、見た目にも楽しいお菓子に仕上がりました。

菓銘は「冬香(ふゆか)」でございます。
寒さ厳しいころではございますが、冬ならではの愉しみにしていただけますと幸いです。

こちらのお菓子は、下記の期間に販売いたします。

・本店:12月22日(月)〜12月25日(木)
・京都伊勢丹店(直営店):12月22日(月)
・高島屋京都店 季節生菓子コーナー:12月24日(水)

次回は、来年1月5日(月)頃に「小寒」のお菓子をご紹介予定です。
引続き、よろしくお願いいたします。

こちらのお菓子は下記の期間に販売いたします。

(かめや和菓子部 織チーム / 板山、西村、前田)