亀屋良長は、1803年創業の
初代店主の文平は、店先から湧き出る
「醒ヶ井水」を求め、この地を選びました。

以来、およそ220年にわたり
この銘水を材料のひとつとして
京菓子づくりに励んでまいりました。

これからも、自然の恵みに感謝し
京の伝統を大切にしながら、
時代に合わせ
お客様に喜んで幸せになって頂けるお菓子を
作っていきたいと思います。

歴代店主の歩みで振り返る
亀屋良長の歴史

初代 文平
「亀屋良安」で番頭をしていたが、店が焼失したことを機に
1803年、良質な水を求めて四条醒ヶ井に「亀屋良長」を創業。
二代目 良平
家訓「懐澄(ちょうかい)」を定める。
現存する家訓の書は四代目女将の祖父であり、書家で
篆刻家の田辺玄々によるもの。
三代目 専祐
当時は大変貴重だった白砂糖の使用が許可された
「上菓子屋仲間」に所属していた。
添証文と株札が現存する。
四代目 良長
西洋菓子も作りはじめる。当時の配合帳にビスケット・ケーキなどの西洋菓子の記録あり。
五代目 仙之助
色男で豪快な自由人。伊豆のお寺で修行を経験。
交友関係が広く、祇園の料亭など取引の幅が広がる。
六代目 一良

絵心があり、ユーモアに溢れた人格者。
柔道は警察署で教える程の腕前でした。

  • 終戦間際は一時的に休業。
  • 戦後、副産物から飴をつくり開店前から列ができる程の大盛況に。
  • 1964 年 亀屋良長ビルを建てる。
七代目 良之

「京菓子屋の旦那」であることに誇りを持ちつつも、
マンドリン・音楽をこよなく愛していた。

  • 堀川高校、同志社大学マンドリン部所属。その後も友好を深め、コンサートを開くなど活躍。
  • 東京の和菓子屋に修行に出るも、先代の体調不良により1年で家業に戻る。
  • 1991 年、現在の亀屋良長ビルに建て替える。
八代目 良和

病気を機にヨガをはじめ、伝統を大切にしながら
新しい取り組みを積極的に開始。

  • 幼少期からバイオリンを習い、信州大学時代は学生オーケストラに入団。
  • 36 歳で病気を患ったときに、ヨガのヒマラヤ聖者相川圭子氏に師事し、ヨガと瞑想をはじめる。
  • 2016年 本店リニューアル。
  • 新ブランドの立ち上げ、コラボ商品やホテルや喫茶のお菓子の開発なども積極的に取り組んでいる。
江戸時代
明治時代
大正時代
昭和時代
平成時代
令和時代
今を生きる人によろこんでもらえる京菓子を
亀屋良長では、1年を通して、伝統的な和菓子から、遊び心のあるものまで、四季折々のお菓子をご用意しております。
お客様から求められることを受け入れ、素材や技法を広げ、伝統に感謝し、お客様に寄り添ったお菓子をつくってゆきます。
名水「醒ヶ井水」
水は、和菓子の味を決める重要なものの1つです。
良質の水を使うと、小豆や餅米などの素材の香りが際立ち、 素直で洗練された味わいが現れます。
亀屋良長では、店先からこんこんと湧き出る醒ヶ井の水を菓子づくりに用いております。
※京の名水「醒ヶ井水」は、汲んでお持ち帰りいただけます。どなたさまも気軽にご利用くださいませ。
江戸時代から引き継ぐ技術と道具
江戸時代から引き継がれてきた道具を今でも大切にしています。
菓子配合帳には創業以来の銘菓「烏羽玉」の配合も明記されており、その知識や技術は今のお菓子づくりにも活かされています。
当時の人々の息遣いを感じながら、日々新しいお菓子づくりに励んでいます。

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